No.0035 / 乳酸 ≒ エネルギー
今日はandrunで
走速度-心拍数のテストを実施!
運動中に体の中では絶えず、
"ピルビン酸"が作り出されています。
ピルビン酸は 体の中で
乳酸に変換することがあります。
世間的な印象では、
乳酸 = 疲労物質
というイメージになりがちですが、
実際は、
乳酸 ≒ エネルギーです!
( ≒ニヤリーイコールなので、
常にエネルギーではありません )
筋内で代謝され、
エネルギーとして使われます。
乳酸はガソリンのようなものです。
ガソリンがないと車が動かないのはもちろんですが、
一方でガソリンがあまっていると、
あまった分だけ車は重くなるので、
車は走りにくいですね。
みなさんはアクセルを踏んでるだけなので、
体感しにくいですが、そうなっています。
なので、乳酸 ≒ エネルギーです!
と強気に言いたいのですが、
ガソリンの例えは、
少しわかりづらいので、
もっと体感できる例えを用意しておきます 笑
運動中、血液内の乳酸濃度は
ある2点から上昇率が変化します。
このように。
そのうち、後半に来る曲がり角以上の運動は、
乳酸の代謝が間に合わず、
エネルギーとして使われません。
代謝が間に合わないので、
必要なエネルギーをまかないきれてない。
よって疲労するのです。
世間的な印象では、
血中の乳酸濃度が高くなったとき
動きにくくなるから、
疲れてるから、
乳酸 = 疲労………
ではありません。
乳酸をエネルギーに変えられていない = 疲労です。
世間ではなく、科学に目を向けましょう!